こんにちは、ソワップのクリエイティブディレクター・塩見です。
先日のブログでもお知らせした、「この街のクリエイター博覧会2024」が先日無事に終了いたしました。
今回はその振り返りをしたいと思います。
ソワップの出展の目的と展示テーマ
前回も書かせていただきましたが、ソワップにとって初参加の展示会である「このクリ博」は、さまざまなジャンルのクリエイターが参加するお祭りのような展示会、という触れ込みで開催されました。たいていの展示会は「WEB」や「空間」「パッケージ」など、ある程度テーマが決められているものですが、今回はフリーテーマなのでどうしたものかというところから始まりました。
出展の目的は？
出展を決めたきっかけは、いつもお世話になっているMEBICさんのイベントということと、ソワップは展示会というものに参加したことがないため、ここらで経験してみよう！ということでした。
とはいえ初めてのことだし、今回はあまり欲をかかずにまずは楽しもうということで、がっつりクライアントを取りにいくよりも横のつながりの強化を一番の目的に定めました。
ここ1年ほど頻繁にMEBICの交流会に顔を出しており、知り合いは増えてきたのですが、展示会を通じてさらに繋がりを強く・広くしたいと考えました。
出展テーマは？
このクリ博は応募の段階でWeb、グラフィック、プロダクト…など、出展ジャンルを選んで応募しなくてはいけない決まりがありました。Webもグラフィックも普段関わっているジャンルなのですが、今回は自分たちの強みとしている「広告企画」で出展することに決めました。
そして出展テーマは「販促×アソビゴコロ」。販促ツールに「アソビ」の要素を入れて、皆さんに遊んでもらおう！というコンセプトで3種類のツールを制作しました。
展示内容の紹介
展示ツール①：名刺
昨年から使用している「アソビゴコロ名刺」。（詳しくはアソビゴコロ名刺のページを見てみてください♪）
今回は元からある2種類に加えて2つ新作（？）を書き下ろし、会場にいる方に名刺に描かれた漫画の空欄の吹き出しに好きにセリフを入れてもらうという「アソビ」を入れました。
これまでは名刺交換の際に気になってくれた方だけに趣旨を説明していましたが、今回はキャンペーンと銘打って、会場または公式LINEで回答を募集しました。
展示ツール②：会社案内チラシ
こちらはA4両面のチラシを作成。
表面は来場の方はもちろん、普段交流会で会う人たちにも改めてソワップのことを知ってもらえるようにライトな自社紹介を記載しました。そして表面を見た後は裏面で折り紙ができる「アソビ」を入れました。
チラシは「散らし」というだけあってなかなか読んでもらえない、捨てられやすいというイメージがあります。サッと捨てられない工夫と、完成した折り紙にもソワップらしさが施された、遊べるチラシです。
折り紙の題材は折り紙アーティストの方に使用許可をもらい、ソワップオリジナル柄の帽子になりました。
この裏面折り紙のアイディアのヒントになったのは「子供のころ、終わった月のカレンダーの裏に絵を描いたりして再利用していたなあ…」という記憶です。貧しさが想像力を生みました（笑）。
こちらも、完成した折り紙をSNSに投稿してもらうキャンペーンを行いました。
キャンペーンの詳細についてはこちら↓の特集ページで紹介しています♪
展示ツール③：ポスター
こちらは、一見テーマを大きく文字にしただけのいわゆるポスターですが、よく見ると迷路という「アソビ」が隠れている、という仕掛けになっています。遠くからみただけではわからない、ブースに寄ってくださった方だけにわかる隠しアソビです。
（ちなみに、迷路の正解はこちらです♪）
こちらはさすがに特にキャンペーン等はおこなっていません。気づいた人だけ楽しんでもらえたら…というさりげなさが特徴です。
キャンペーンの開催
名刺とチラシに関しては、それぞれ参加してくださった方へ、ソワップのオリジナルLINEスタンプをプレゼントというキャンペーンを行いました。参加者はやはり知り合いが多いですが、初対面でも参加してくださった来場者もいて、思いの他好評でホッとしました。
参加者にプレゼントしたオリジナルLINEスタンプはこちらです。↓
展示会が終わって…所感・反省点
初めての出展の上に割とチャレンジな内容だったので、「スベったら（？）どうしよう…」とずっとドキドキしていました。また、準備が思いの他大変で、なかなか途方にくれました。
しかし終わってみると、予想以上に皆様に楽しんでいただけて総合的には出展してよかった！という感想です。
ただ、もちろん反省点もありました。
反省その1：展示物の立体感が足りなかった？
他の出展者はボードやフックをうまく使って立体感や奥行きのある展示になっていました。自分たちはチラシを平積みにしていたので少し迫力に欠けた印象でした。
反省その2：趣旨説明はポスターにあった方がよかった？
今回の出展の趣旨は、机の上のパネルにて記載していたのですが、来場者の目線を見ると、意外とポスターで出展テーマを確認しているように思いました。テーマもわかりづらいので仕方ないのですが、ブースで説明を聞いていただいて初めて趣旨を理解されている方も多く、改善の余地ありです。
まとめ
大変でしたが、自分たちでは及第点だったかと思える、展示会への初出展でした。次回また機会があれば、新たな目的とテーマで挑戦したいと思います！
キャンペーンの結果についてはまた後日お知らせ予定です。