特集:ホームページ制作きほんのキ2023

<4回/全4回>

ホームページを持つにあたって重視するべき点は?

特集:ホームページ制作きほんのキ2023<全4回>

「ホームページは自分の会社には必要ない」と言いつつも、多くの会社が持っているホームページのことが気になる…。
そんな、迷える事業主のために「ホームページとは何か?」を基本のキから解説するこのコラム。
これまで、ホームページを持つメリットホームページでできる様々な取り組みホームページの費用について紹介してきました。

上部はじめ(41)「ホームページ…か。それも悪くねぇな…」
ホームページを持つことに懐疑的な男。
「まあ、役に立つこともあるってのは認めなくもないけど。」

やっぱ無駄なお金は払いたくないよね〜。ココは外せない!ってとこだけ気をつけるから、教えてよ。

このコストだけは削れない:制作編

企業によってコストをかけたい部分に違いはあるでしょうが、共通して言えるのはコンテンツを作る際にできる限り個性を出すことを意識して欲しいということです。
例えば、飲食店であれば看板メニューを掘り下げて紹介したり、弁護士事務所であれば得意分野を強調したり、というようなことです。「『何でもできる』は何もできないのと同じ」なんてよく言いますが、一番の強みを打ち出すことで、そのニーズに対しての集客力が高まります。
また、サービスそのものだけでなくそこにまつわる理念やコンセプトも、個性を出すのに有効な要素です。
デザインに関して言うと、ロゴがない場合はホームページより先に作ることをお勧めします。ロゴはその会社の事業内容や理念が込められた象徴のようなものなので、ホームページ制作において方向性の指針にもなります。仮にホームページを持たないとしても、事業のためには作った方がいいですね。
また、事務所(店舗)や事業主の顔も、その企業だけの独自の要素ですから、ぜひ撮影して掲載することをお勧めします。
特に飲食店や製造業など商品がある場合は画像で印象が大きく変わるので、ぜひプロフォトグラファーが撮影したものを使用して欲しいです。
ちなみに、どうしてもネット上に顔を出すのが嫌だ!という場合は似顔絵やキャラクターを作ってそこで独自性を持たせるという逃げ道もあります。

このコストだけは削れない:完成後編

目標なく「何となく」作ったホームページにありがちなのが、完成した後の放置プレイ。これは絶対NGです!
みなさんホームページが完成するまではモチベーションが高いのですが、できたとたんに興味を失って、更新も効果測定もせず放ったらかしというパターンが非常に多いです。
測定をしないということは、これまでこのコラムでお伝えしてきたような「事業に役立っているホームページ」かどうかがわからないままということになります。
更新やアクセス解析をする手間と費用は惜しまないようにしてください。

おさらい

ホームページで外せないポイント

これからホームページを持つ方はぜひ頭の片隅に置いておいてくださいね!

逆にこのコストは削ってもいいよ、っていうところってある?

予算に余裕がない時に削るなら…

そうですね。アニメーションやCGの凝ったサイトは見た目が華やかになって良いのですが、それに比例して費用も高くなるのが玉にキズです。
予算に余裕がない時は、そういった豪華な演出は削ってもいいと思います。
先ほどの作る時にお伝えした「個性を意識すること」は、カッコイイデザインということではなく、シンプルな演出でもメッセージが伝わることを重視して欲しいので。
コンテンツの内容も、個性を強調するために2番手、3番手の情報を控えめにしてコンテンツにメリハリをつけていくと、制作費用も抑えられます。
最初は予算に余裕がなくても、後々費用を出せるタイミングでデザインを豪華にしたり、コンテンツを増やしたりもできますから。

後から変えるとか足すとか、簡単にできるもんなの?

はい。第2回で紹介したようなブログ更新はもちろんですが、情報ページを追加したり、トップのイメージを変えることもできます。制作業者に追加依頼するとなると費用はかかりますが、最初に作る時よりはずっとスムーズです。
家に例えると、一軒家を建ててから増改築するようなものですが土地の面積は気にせず増やし放題!と思ってもらったらいいかと。

まぁ家建てるよりは安いしね。そう考えるとちょっと気が楽になったな。

ですよね!そう言っていただけただけでもお伝えした甲斐がありました。
また機会あればホームページを持ちたくなった人のためのコラムも紹介したいと思いますので、楽しみにしていてくださいね!